子どもサポート基金 2022年度特定非営利活動法人浜わらす

2023年12月09日

海プログラム.jpg

津波がきたまちで子どもたちの生きる力を育む活動

①小中学生 自然体験活動「あつまれ、はまわらす!」の実施(年間15回) ②誰もが集まれるみんなの海の家(オフグリッドハウス)づくり ③スタッフの資格取得 ④他団体との連携・協働

基本情報

活動期間
2022年4月1日~2023年3月31日(複数年助成2018年度5年目、2021年度2年目)
活動地域
宮城県気仙沼市
支援人数
1,429名(未就学児20名、小学生1,182名、中学生109名、高校生19名、大学生2名、その他97名)
活動人数
スタッフ15名、ボランティア延べ35名
連携団体
  • 気仙沼市立大谷小学校・大谷中学校(地域学校協働推進)
  • 気仙沼ライフセービングクラブ(水難救助訓練講師)
  • みやぎ海岸美化協議会(各地域ビーチクリーン情報交換) 他

写真

  • 磯観察.jpg
  • 竹竿づくりをサポート.jpg
  • サバイバルキャンプ.jpg

活動の背景・内容

活動の背景

震災後から現在まで道路や海岸線の工事により容易に海に近づけない状況が続いていた。
10年が過ぎ、海水浴場が再開し、海との距離は近づいてきたように感じるが、震災をきっかけに海離れ(自然離れ)に拍車がかかったようにも感じる。海との関りが減り、海のある暮らしや文化などアイデンティティが子どもたちに継承されていない状態が続いている。また、震災でのコニュニティーの希薄化により子どもたちが地域の大人との関りが少ない状況が続いている。

活動の内容

区分① 東北復興子ども支援事業+区分②資金調達力強化事業

4月の活動

・4月2日(土)はまわらすビーチクリーン実施@日門海岸
・4月9日(土)あつまれ、はまわらす!海に繋がる沢の生きもの調査隊
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

5月の活動

・5月3日 あつまれ、はまわらす!春の海!海探検
・5月7日 はまわらすビーチクリーン
・5月25日 大谷小学校 環境委員会活動協力
・5月28日 あつまれ、はまわらす!ツリーハウスの森であそぼう!
・5月30日 大谷小学校5.6年生 海の安全教室
・5月31日 地域学校協働活動委嘱状交付式参加
・5月18日 山形県河北町立河北中学校 修学旅行一部受入れ
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

6月の活動

・6月3日 社会貢献大賞 自然交流部門賞授賞式参加
・6月4日 はまわらすビーチクリーン
・6月10日 大谷小学校1-3年生 海の安全教室
・6月14日 大谷小学校 海に親しむ集い(砂の造形)
・6月14日 大谷幼稚園 海に親しむ集い(漁船見学コーディネート)
・6月17日 大谷幼稚園 家庭教育学級 講話
・6月18日 ウォーターセーフティ講座
・6月25日 あつまれ、はまわらす!MY竿でお魚ゲットだぜ!①
・6月27日 大谷小学校 環境委員会活動協力 海浜植物
・6月29日 大谷小学校 協働教育 磯観察
・6月30日 花巻市花巻北中学校 教育旅行一部受入れ
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

7月の活動

・7月2日あつまれ、はまわらす!MY竿でお魚ゲットだぜ!②&ビーチクリーン
・7月9日あつまれ、はまわらす!MY竿でお魚ゲットだぜ!③
・7月14日小泉幼稚園 海洋教育 定置網の魚見学
・7月18日気仙沼市唐桑・舞根子ども会 出前事業「海のジェルキャンドルづくり」
・7月21日気仙沼カトリック幼稚園 お泊り会一部受入れ
・7月22日~23日 あつまれ、はまわらす!わくわくドキドキキャンプ①
・7月29日~30日 あつまれ、はまわらす!わくわくドキドキキャンプ②
・7月1日東北学院中学校 教育旅行受入れ
・7月17日大阪 翼ネットワーク 高校生ボランティアツアー受入れ
・7月26日 栃木県鹿沼市 山のようちえん受入れ
・ホームページ改修MTG
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

8月の活動

・8月2日 あつまれ、はまわらす!日帰り海体験①
・8月4日 小泉・本吉公民館主催 ちびっこ大学 海あそび体験講師
・8月6日 あつまれ、はまわらす!日帰り海体験②&ビーチクリーン
・8月9日~11日 あつまれ、はまわらす!サバイバルキャンプ
・8月20日 あつまれ、はまわらす!MY竿でお魚ゲットだぜ!③
・8月25日 大谷小学校6年生総合の時間 海浜植物について講師
・8月27日 あつまれ、浜リンピック!
・8月6日~9月3日 インターン生受入れ
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

9月の活動

・9月1日 大谷中学校 総合の時間「なみま」講師
・9月3日 はまわらすビーチクリーン
・9月10日 あつまれ、浜リンピック!
・9月16日 気仙沼市立大谷小学校5年生漁船見学協力
・9月17日 宮城県沿岸部10ケ所同時ビーチクリーン
・9月27日 旅する学校「波乗り体験」受入れ
・ホームページ改修MTG
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

10月の活動

・10月1日 浜わらすビーチクリーン
・10月5日 気仙沼高等学校1学年探究学習フィールドワーク
・10月6日 大谷小学校 海洋教育授業 講話
・10月8日 あつまれ、はまわらす!秋のわくわくデイキャンプ①
・10月13日 大谷小学校 海洋教育授業 ビーチクリーン
・10月19日 大谷小学校 海洋教育授業 講話
・10月25日 海ごみ環境教育学習 気仙沼市立中井小学校講師
・10月27日 大谷中学校 1学年探究授業 講話
・10月29日 親子防災教室 共催:河北新報
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

11月の活動

・11月2日 4学年海ごみ環境教育学習 大崎市立岩出山小学校 講師
・11月5日 あつまれ、はまわらす!秋のわくわくディキャンプ②
・11月11日 気仙沼市立大谷小学校6学年 海浜植物植栽指導
・11月19日 あつまれ、はまわらす!サバイバルディキャンプ
・11月25日 地域学校協働活動推進協議会 会議参加
・11月4日 芝浦工大 フィールドワーク 海洋ゴミ講話&ビーチクリーン
・11月10日 山形県市立宮浦小学校6学年 ビーチクリーン&ジェルキャンドルづくり
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

12月の活動

・12月2日 気仙沼市立大谷小学校3学年 海洋教育 わかめの養殖体験
・12月2日 仙台市立南光台小学校 海ごみ環境教育学習 講師
・12月3日 あつまれ、はまわらす!煮干しの解剖にチャレンジ!&気仙沼高等学校探究授業フィールドワーク参加
・12月15日 仙台市立六郷小学校 海ごみ環境教育学習 講師
・12月16日 川崎町立川崎第二小学校 海ごみ環境教育学習
・12月28日 大阪 インターアクト高校生ボランティア受入れ
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

1月の活動

・1月7日 はまわらすビーチクリーン
・1月18日 石巻市立寄磯小学校 環境教育学習
・1月20日 大和町立鶴巣小学校 環境教育学習
・1月27日 仙台市立北六番丁小学校 環境教育学習
・1月28日 あつまれ、はまわらす!リベンジ餅つき大会!
・1月31日 大谷小学校3年生 総合的な学習「ワカメの観察
・1月13日~2月17日 社会教育主事(社会教育士)講習受講
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

2月の活動

・2月4日 はまわらすビーチクリーン
・2月14日 大谷小学校 総合的な学習の時間 海浜植物
・2月25日 あつまれ、はまわらす!暮らしに役立つ!漁師に教わるロープワーク
・1月13日~2月17日 社会教育主事(社会教育士)講習受講
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

3月の活動

・3月2日 大谷小学校 総合的な学習の時間「わかめの収穫」体験
・3月4日 あつまれ、はまわらす!「紙芝居から学ぶ震災のこと~本場の明石たまごやきも味わおう!」
・3月15日 気仙沼市立条南中学校1.2年生総合の時間 (探究学習)講師
・3月25日-26日 前浜「おらほのとっておき2023」(復旧・復興の歩み写真展)共催
・3月29日 市民会議 準備会参加@ワンテンビル
・3月10-11日 サンフランシスコJCCCCNCツアー受入れ
・3月23日 福岡県立明善高等学校 海洋教育受入れ
・3月 会報誌 はまわらす2023春号発行
・ホームページ改修MTG
・資金調達アドバイザー鎌倉氏MTG

活動の成果

定量的な成果

区分①東北復興子ども支援事業

①(目標)自然体験活動プログラムを年間20回開催し、子どもたちの参加がのべ250名参加している。
➡(結果)17回実施、参加者名186名

②(目標)環環境保全活動を12回開催し、子ども・地域住民の参加が150名参加している
➡(結果)定期開催のビーチクリーン10回開催、環境教育学習実施11回開催

③(目標)連携する団体との協働プログラムの開催回数15回開催
➡(結果)28回開催

区分②資金調達力強化事業

①(目標)体験受入れプログラムが確立され、持続的な受入れができている。
➡(結果)体験受入れ12件

②(目標)SNSフォロワー数、Facebook1700名、インスタグラム900名、寄付額300万円/年間
➡(結果)Facebook1672名、インスタグラム921名、寄付額348万円、参加費収入77万円

③(目標)ファンドレイジングの基礎知識と倫理観を身につけたファンドレイザーを認定する准認定ファンドレイザー資格を取得する。
➡(結果)准認定ファンドレイザー資格は継続して取組み中。地域や人を繋ぐコーディネーター専門人材の育成講座を受講し、社会教育士の称号取得。

直面している課題など

コロナ禍において参加人数の制限、感染状況により、中止せざる負えない状況があった。 ➡今後、コロナ5類移行で感染対策が緩和され制限がなくなるので、参加人数も増加の見込み

寄付者へのメッセージ

この度は、ご支援を賜りまして、誠にありがとうございました。
子どもたちの活動にご理解・ご賛同をいただき、深く感謝申し上げます。
皆さまからお寄せいただいたご厚意は、子どもたちが豊かな自然の中で「生きる力」「生き抜く力」を育む活動の発展に活用させていただきます。
今後とも何卒末永いお力添えをいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

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