2024年06月12日
宮城県と石巻市の子どもが安心して暮らすための拠点づくりとネットワーク構築事業
不登校、虐待、子どもの居場所。これらの課題解決のために、地域資源としてプレーパークと相談事業を継続するとともに、関係機関(者)とネットワークを組み、地域コミュニティ再構築や不登校支援施策見直しを行う。
①プレーパークわたのは
②渡中学区WWI
③渡波かたろう会
➀石巻市内の不登校ネットワーク活動
➁市教委学校教育課
③まーいいね(まずは石巻から『不登校』という言葉をなくしたいネットワーク)
①子育て相談・子ども相談
・資金調達の目標達成に向けたミーティング
・資金調達活動実践
①(目標)プレーパークわたのは
開催回数:140回、子ども:3,100人、大人:1,080人、秋祭り:150人
プレーパークわたのは、WWI、黄金浜自治会、渡波かたろう会の四者合同での開催
➡(結果)開催回数:151回、子ども:2,685人、大人:958人、秋祭り:110人。開催回数は目標を達成したが、参加した人数は目標の9割ほどであった。秋祭りや地域会議により、プレーパークに地域住民が集う機会が増え、プレーパークや子どもを中心に地域を盛り上げていく気運が高まった。
②(目標)渡中学区WWI
・受益者数:500名
・WWIが地域の一員として学校や子どもに関わり続けるために、認知・体制ができている。
・主催イベント2回(各小学校1回)、その他地域イベントの共催・協力(秋祭りも含む)
➡(結果)・受益者数:延650名
・構成人数:27名
・主催イベント2回(鹿妻夏祭り、渡波小肝試し大会)
・イベント手伝い:8回
③(目標)渡波かたろう会サポート
・渡波地区の大人や子どもが繋がることでお互いに声をかけあえ、見守りあう関係をつくることを目的に活動している。
・秋祭り共同開催
・地域住民交流イベント
➡(結果)・打ち合わせ12回
・イベント開催:4回
①子ども企画「ごみをみのがさない作戦」
②大宮町防災タワー見学
③ハロウィン行進(参加者:100名、協力者:60名)
④渡波秋祭り
①(目標)活動紹介の回数:4回、サポーター登録数:累計120名、年間寄付額:167万円
➡(結果)・活動紹介:1回
・サポーター登録数:累計90名(1,316,500円)
・年間寄付額(個人/クラファン/募金など):3,125,291円
②(目標)ホームページアクセス数:10,000件
➡(結果)約12,000件。アクセス数は目標を達成したが、それが寄付にはつながらなかった
③(目標)石巻市内での交流会参加者:30名、関東圏での交流会参加者:計40名
➡(結果)石巻交流会:63名、東京圏交流会:13名
プレーパークの周囲の環境も変化してきており、地域との調整や、子どもの遊びを制限しなければならない状況もあったため、子どもの来所数が減ってしまった。
➡(改善策)プレーパークがを地域のなかでどのような場所にしていくか、子どもを含めた地域住民とともに話し合い、つくり続けていくコミュニティをつくると共に、その過程で理解を深めていく。
SNSの投稿数や拡散に力をいれたが、寄付や継続サポーター登録に繋がらなかった。本会を知らない人への伝え方を模索している
➡(改善策)投稿数は出来るだけ保ち、もう一年効果を分析するとともに、まずは本会の活動を認知している身近な人への呼びかけを行う。
3年間に渡り、子どもを真ん中にした地域コミュニティ構築と『不登校』課題への取組みとしたネットワークをつくることで多くの人に伝える活動をおこなうことができました。心より感謝申し上げます。 みなさまからの温かいご支援により、震災で崩壊した地域の繋がりが新たな形でつながり始めました。また、行政が『不登校』への関心と認識を深めたと感じています。これからも活動を継続し課題解決に向けて取り組んでいきます。
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