2025年08月17日
仙台市内の集団移転地域及び現地再建地域における子育て・孫育て世代・子どもの居場所づくり
仙台市内の津波被災地区の児童・住民が多く移り住む地区において、被災家庭の子どもの居場所づくり、孫育て世代・子育て世代の横のつながりづくりを目的に屋外のオープンスペースで遊び場活動を行なう。
遊び場の実施
六郷地区、七郷地区
他団体と連携しての遊び場
・六郷地区
・大学生による「だがしやきち」へのプレーリーダー派遣
①(目標)子どもたちが多世代の地域住民と出会いながら自由に遊べる遊び場を2地区計65回開催し、延べ,300人が参加している。
➡(結果)2地区で計107回開催し、のべ3,218人が参加
②(目標)屋内での居場所事業を利用する子どもの50%が多世代と交流できるプレーパークに参加している。
➡(結果)居場所事業を利用する子どもが80%プレーパークに参加している。学生主体の「だがしやきち」と連携し開催したところ地区内での子どもの回遊や口コミでの参加者の広がりがみえてきた。
③(目標)プレーパーク・居場所事業参加者増加につなげるネットワークづくりとして、35の地域活動団体・機関・個人と連携している。
➡(結果)六郷地区:11者、七郷地区:27者。2つの地区で5つ以上の地域活動団体・地域施設・機関と連携している。
課題:会費・寄付額・講師派遣料等、自主財源の増加
講師派遣料収入については、目標を上回る金額を得られるようになったが、会費・寄付金を増やすことができていない。会費・寄付等の支援を増やすための発信を充実させる必要がある。
➡(結果)・チェックされる頻度の高いInstagramなどSNS の更新頻度を上げ、ホームページへの動線を構築してpv数の増加を図る。
・昨年度発行できなかった年次レポートなど紙媒体による広報も充実させる。
・認定NPOへの寄付の税制上の優遇措置等についての周知を強化する。
いつも活動を支えていただきありがとうございます。震災から14年が経った今でも、遊びの場で心がほぐれた子どもから、震災に関連した記憶が唐突に話されることがあります。安心して気持ちを出せる場になっていることが嬉しい反面、このような場所が子どもの日常にもっと増えて欲しいと願います。地域の方々と、子どもが安心して過ごせる居場所作りができるよう、今後も活動を続けてまいります。
子どもサポート基金 2024年度 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介