子どもサポート基金 2024年度特定非営利活動法人 冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク

2025年08月17日

写真⑥六郷の自然環境を遊ぶ.jpg

仙台市内の集団移転地域及び現地再建地域における子育て・孫育て世代・子どもの居場所づくり

仙台市内の津波被災地区の児童・住民が多く移り住む地区において、被災家庭の子どもの居場所づくり、孫育て世代・子育て世代の横のつながりづくりを目的に屋外のオープンスペースで遊び場活動を行なう。

基本情報

活動期間
2024年4月1日~2025年3月31日
活動地域
宮城県仙台市
支援人数
延べ人数3,218名(未就学児856名、小学生1,092名、中学生131名、高校生17名、大学生28名、その他1,094名)
活動人数
スタッフ6名、ボランティア延べ55名
連携団体
  • 一般社団法人保育アートラボ/六郷保育園(六郷キッズファームプレーパーク/協働実施)
  • 六郷市営住宅自治会(六郷キッズファームプレーパーク/広報協力)
  • だがしやきち(となりのきち居場所事業/協働実施) 他

写真

  • 写真②公園の枯れ枝でたき火.jpg
  • 写真①異年齢集団を作って遊ぶ.JPG

活動の背景・内容

活動の内容

年間の活動

遊び場の実施
六郷地区、七郷地区

他団体と連携しての遊び場
・六郷地区
・大学生による「だがしやきち」へのプレーリーダー派遣

活動の成果

定量的な成果(一部)

①(目標)子どもたちが多世代の地域住民と出会いながら自由に遊べる遊び場を2地区計65回開催し、延べ,300人が参加している。
➡(結果)2地区で計107回開催し、のべ3,218人が参加

②(目標)屋内での居場所事業を利用する子どもの50%が多世代と交流できるプレーパークに参加している。
➡(結果)居場所事業を利用する子どもが80%プレーパークに参加している。学生主体の「だがしやきち」と連携し開催したところ地区内での子どもの回遊や口コミでの参加者の広がりがみえてきた。

③(目標)プレーパーク・居場所事業参加者増加につなげるネットワークづくりとして、35の地域活動団体・機関・個人と連携している。
➡(結果)六郷地区:11者、七郷地区:27者。2つの地区で5つ以上の地域活動団体・地域施設・機関と連携している。

課題や目標未達成の要因について(一部)

課題:会費・寄付額・講師派遣料等、自主財源の増加
講師派遣料収入については、目標を上回る金額を得られるようになったが、会費・寄付金を増やすことができていない。会費・寄付等の支援を増やすための発信を充実させる必要がある。
➡(結果)・チェックされる頻度の高いInstagramなどSNS の更新頻度を上げ、ホームページへの動線を構築してpv数の増加を図る。
・昨年度発行できなかった年次レポートなど紙媒体による広報も充実させる。
・認定NPOへの寄付の税制上の優遇措置等についての周知を強化する。

寄付者へのメッセージ

いつも活動を支えていただきありがとうございます。震災から14年が経った今でも、遊びの場で心がほぐれた子どもから、震災に関連した記憶が唐突に話されることがあります。安心して気持ちを出せる場になっていることが嬉しい反面、このような場所が子どもの日常にもっと増えて欲しいと願います。地域の方々と、子どもが安心して過ごせる居場所作りができるよう、今後も活動を続けてまいります。

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