2013年07月12日
福島県南相馬市小高区小中学生のための冬休みフリースペース
大学生と連携し、学習環境の悪化により遅れの生じている旧警戒区域や津波被災地域の子どもに対し学習支援するとともに、交流を通じて将来の夢を見つけられるよう応援する。 冬休み期間中、大学生ボランティアを募り、子供たちの冬休みの宿題補助及び高校入試に向けての学習支援。ホールを使っての体力増強。大学生との交流による進学意識の向上。
【活動の背景】
避難準備区域のため、仮設住宅及び借り上げ住宅の生活をしいられているなか、長期休暇中、仮設校舎が使用できず、隣の音が響く家庭環境で集中して勉強ができない状態のため、居場所づくりを行った。前回の夏休みは、中学生の参加が少なかったため、広く呼びかけ、部活動との調整を行った。雪道の送迎の心配を軽減するため、活動時間を調整した。
【活動の内容】
冬休み(12/22(土)~12/27(木))の6日間。
10:00~16:00を朝の会・1から5時限に区分し、学習体制を整えた。
15人(1日5~8人)の大学生の援助をえて、小学生グループ・中学生グループに分け、冬休みの課題を中心に、問題集を使った学習支援や高校受験へ向けてのポイント指導を行った。また、遊びながら体を動かし、大学生との交流も計り、進学意欲の向上につながった。
また、予定外に、市の協力でパソコンを使った、プログラミングの疑似体験も行えた。
Xmas、年末ということで、学生たちと部屋を飾り付けたり、サンタに扮してもらいプレゼントを配ったりゲームを楽しんだ。最終日には、大学生たちが自分で考えてきた授業や餅つきなどをして、交流を深めることが出来た。
【寄付者へのメッセージ】
ご支援ありがとうございます。被災地の子どもたちのため、私達なりの支援活動を継続していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
子どもサポート基金 子どもサポート基金 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介