2013年12月11日
福島に在住し線量の高い地域に生活する発達障害の子どもたちのためのキャンプ活動
被災した地域に暮らす発達障害など、比較的軽い障害を持つ子どもたちへの支援が行き届いていないため、彼らに特化した支援活動をしたい。
放射線量が高い地域から、低い地域への「疎開」または「保養」といった子どもたちへのサポート活動では、比較的軽い障害で中間域にある子どもたちに対する支援活動は少ない。短期間ではあっても彼らの「疎開」「保養」を受け入れるべきであると考えるが、県内にそのような団体がないのであれば啓蒙することも含めて今後も活動を継続すべきであると考えます。
活動の現場では、具体的には・プールでの水遊び。・川あそび。・スポーツ大会。・スタンツなどを行った。期間中天候に恵まれず、当初予定していた。ハイキング・サイクリングといった活動は見合わせることとした。また、参加してきた子どもたちの体力も予想をしていた水準には達しておらず、天候の優れないなかで行うことの必要性はないと判断した。
食事の前後には必ず歌をうたうなど、日常では体験できないことをプログラムに取り入れた。
宿泊を伴う野外へ出ての集団活動は、参加者のほとんどが初めての経験であった。そのため初日は、ホームシックや環境への不慣れ、またはスタッフとコミュニケーションがうまくとれないことによる混乱があったが、日を重ねるうちに落ち着きプログラムを楽しむことができた。
とにかく感謝の言葉しかありません。対象になった子どもたちは機会に恵まれない子どもたちです。保護者からの感謝とともに、活動を担ったスタッフ・ボランティアからも御礼を申し上げます。できうれば、障害児者を対象にした基金を作っていただけないでしょうか。
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