2015年07月23日
南相馬市の子ども達のための遊び場作り
夏は暑い太陽の下で真っ黒になるまで遊び、冬は鼻水を垂らしながら雪合戦。自然と戯れる子どもらしい遊び場をプレーリーダーを育成しながら子どもと一緒につくる。遊び道具を作ることで何かをやらされるのではなく自ら考え、子ども同士で遊ぶことでコミュニケーション能力を培う。
南相馬市を含む相双地区では、原発事故の影響により以前のように外遊びができなくなってしまった子ども達がいます。小さい子どもをもった働き盛りの若年者層の人口流出により労働力の不足が起こり、その結果としてこの地域に住む子どもを持つ親は過剰労働となり、家庭環境の変化が変化する。また、避難生活による生活習慣の変化や放射線への不安等もあり、めぐりめぐって子どもが思い切り外で遊ぶ機会は劇的に減っています。
活動内容:南相馬市と杉並区の子ども達でミュージカルを上演しているミュージシャンのなっぽさん、振付師でありダンサーのかおり先生にお越しいただき、身の周りにあるもので打楽器をつくって、その楽器を使いダンスを作りました。
当日は両日とも風が強かったため、高見公園となりのわんぱくキッズを使用し、竹を切ったものやペットボトル、スーパーの袋などでオリジナル楽器をつくり踊りました。
未就学児から高校生まで70人程度が参加してくれました。
外で歌ったり踊ったり身体を動かしたり、人前で表現したりすることの楽しさを感じさせることができた。また2月に関しては、災害協定を結んでいる杉並区と南相馬市の子ども達の交流を、民間レベルで行うことができた。
できるだけ身近にあるものを使い、機材なども団体のものを使用することで支出を大幅に抑えた。
南相馬の子ども達のためにご支援いただき誠にありがとうございます。
この地域で育ってよかった。と思ってくれるような子どもが一人でも増えるよう継続的な活動をしていきます。
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