2016年08月31日
石巻市とその近隣地域に暮らす妊婦および未就学児親子のための子育て支援活動
妊婦~未就園児親子への居場所・遊び場・ネットワーク作りの場の提供。拠り所となる支援拠点の運営と、親子サロンやコミュニティカフェ開催。妊婦、子育て家庭の防災にも取り組む。子育て家庭が特に孤立しやすい産前産後の支援を多様な連携にて行い、被災地での子どもの育ちを地域で継続的に見守れるネットワーク作りをする。
被災により悪化した子育て環境を遊び場・居場所作りによって未就園児親子の心身のケアの場が継続的に必要。コミュニティ崩壊により新しいコミュニティでの妊娠・子育ての孤立(特に孤立しやすい時期)を防ぎ、虐待を未然に防ぐ。震災時の教訓から緊急時に活かせる、妊娠・子育ての当事者ネットワーク作り。ネットワークから漏れてしまい、支援や復興から取り残され孤立する子育て・子育ちを地域協働でつなぐ必要性。被災した女性の妊娠・出産・子育てを地域で支え、子どもの育ちを継続的に見守る地域体制をつくるために、町内会等、生活に近い場所で子どもの居場所をつくることが必要だが、地域の問題としての認識が全体として低い。
拠点を持ち、イベントやサロンを開催しながら、新しい自主コミュニティ・サークルを作り、子育て、子育ちの受け皿となる居場所を増やす。また、長期的には子育てが当事者だけのものでなく、地域全体で支える認識が深まり、日常生活のすぐそばで被災した子どもたち・これから被災地で生まれ育っていく子どもたちをを継続的に見守る場が地域にたくさんできることを目指す。
ボンボンカフェ(コミュニティカフェ)・・・CLC(全国コミュニティライフサポートセンター)のご協力のもと子育てサロンを開催
4/1、8、15、22 5/13、20、27 6/3、10、17、24 7/1、8、15、22、29 8/5、19、26
9/2、9、16、30 10/7,14,21,28 11/4,11,18,25 12/2,9,16 1/13,20,27 2/3.10.27 3/1.9.16.23.30
あかちゃんひろば・・・蛇田イオンのご協力のもと子育てサロンを開催
6/18 9/25 10/30 12/11 2/26
すまいるひろば・・・東松島復興支援協議会のご協力のもと子育てサロンを開催
4/3 5/15 6/19 7/17 8/7 9/18 10/10 11/20 12/18 1/22 2/19 3/18
たまひよ(子育て支援センター・助産師チーム協働)
4/6 5/11 6/1 7/6 8/3 9/7 10/19 11/2 12/14 1/25 2/15 3/7
やました子育てサロン
6/22 7/24 9/13 10/13 11/13 12/18 1/22 2/19 3/17
ボンボンパーク
4/28 5/26 6/23 7/28 8/18 9/8 10/6 11/10、24 12/1.15 1/19,26 2/9 3/1.15.29
ベビスマ子育てフェスタ・・・6/7 夏祭り・・・8/5 クリスマス会12/24 もちつき1/12
ニーズにあわせた活動の展開が出来きたと感じています。
子育てサークルが誕生しました。5月トトロの会 9月エンジェルチーム 3月おにぎりチーム、山下ちびっこくらぶ、東松島市では柳北区による子育てサロンが立ち上がりました。震災後継続してきたイベント「親子ビクス」も自主サークルとして親子ビクス同好会を作って活動をはじめています。よい働きかけができるように、スタッフも成長してくることができました。受援者からの声で一番多いのは、「孤立していたので他の親子とつながれて良かった」「いつでも迎えてくれる居場所があることが安心」ということです。安心することで、つながるという次のステップに進めている様子です。
ボンボンカフェからうまれたフラダンスチームも、良い活動をしており、子育て当事者同士の子どもの預合いをするなど、新たな動きに、協力をしています。
不安そうな親子が、居場所に初めてきて、ほっとした顔になったり、どんどん地域とつながって、いきいきしていく姿をみたり、産まれたばかりの赤ちゃんが日に日に成長して、笑顔で駆け寄ってきたり、久しぶりに会ったら兄弟が産まれていたり、毎日の中にたくさんのキラキラがあります。1人の命、ひとつの笑顔が、地域を復興する力になっていることを、それぞれが感じながら、大切に過ごせるよう、見守り合い、つながりを広げています。こんなに大事に日々を過ごせるのは、みなさんからの大切なご寄付によってこのキラキラがうまれているからです。本当にありがとうございます!
子どもサポート基金 子どもサポート基金 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介