2013年12月05日
伊達市吹奏楽きらめき事業~伊達ジュニアウインドオーケストラ2013フェスタ
東日本大震災の復興のシンボルとして、伊達市吹奏楽きらめき事業を立ち上げ、伊達市内6中学校の吹奏楽部員が、未来の日本の音楽芸術の担い手である東京芸術大学生の年間を通した指導・交流により「語り、つながり、奏で合い」音楽の素晴らしさや奥深さを学ぶとともに1年間の集大成として合同コンサートを開く。
今年度は、5月に合同演奏会を開催し、その後年間5回の交流活動と全中学校への演奏指導を通して、目的達成を目指している。今年度のスタートともいえる合同演奏会は、1000名以上の観客とともに感動の渦が会場を包むような演奏会となり復興の象徴ともなった。古屋大臣の単独演奏,小学校,高等学校,一般の友情演奏という広がりを見せた。演奏技術はもちろん、仲間意識が高まり、目標を設定し練習を自ら行う等の意識・意欲の向上とともに感謝する心の醸成が図られ目を輝かせて活動する姿が多くみられた。
事故2年が経っても、原発の影響等で見えない放射能におびえたり運動が制限されてきた精神的・肉体的抑圧から心のケアが必要な状況の中で音楽振興による情操教育を図ることで伊達市の復興とともに、子どもたちが希望を持って、未来に前進していけるようにする。
(1)伊達ジュニアウインドオーケストラ2013フェスタ(第2回合同演奏会)
(2)第1回交流会 6月15日(土)~16日(日) 保原小学校
(3)演奏指導
6月1日~7月28日(市内6中学校へ東京藝術大学教授が演奏指導)
(4)第2回交流会 オータムスクール 9月27日(金)~29日(日)
日本の最高峰である教授、学生と交流することで演奏技術の向上はもちろん、未来に向けて希望と自信を持ち、力強く歩もうとする姿が見られた。支援側の中心となっていいただいた東京芸術大学山本正治先生をはじめ、多くの教授、大学生から逆にたくさんの感動、勇気をもらったという感想をいただいた。その内容が、文部科学省広報誌・東京藝術大学通信に掲載された。
このような素晴らしい事業を展開することができましたのも、当財団の深いご理解と御支援によるものと感謝申し上げます。おかげさまで、平成25年は、小学校、高等学校、地域吹奏楽団とも連携を図った事業へと広がりを見せております。まさに、伊達市復興の象徴となった事業です。
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