2013年12月09日
宮城県東松島市奥松島地区の子どものための漁師の生活体験
東松島市宮戸字月浜地区を活動の中心として据え、体験活動を行いました。 日帰りの体験活動を中心に、1泊2日の宿泊活動も実施しました。 活動内容としては漁業体験や漁村での生活体験を主体とし漁獲作業を行いました。漁獲したものは漁師料理を体験してもらうため、子どもたちに調理してもらいました。依然海での活動への抵抗がある子どももいるかもしれませんが、震災後2年が経過しましたので、被災地の恐怖感を取り除く努力をしながら活動をしています。
東松島市宮戸地域で以前より体験活動を行っていたが、今般の震災は一瞬にして、宮戸地区の現状を一変させた。甚大な被害を受けた宮戸地区の体験活動を復活させながら、同じ被災した他地区の子どもたちと震災を考え、漁師の生活体験を通じて、逞しく成長できるよう支援し、子どもたちに生きる力を与えたいと思い活動を実施した。
宿泊1回72名、日帰り2回127名の活動ができ、昨年と比べて2倍の人が集まる盛況でした。
沿岸部で被災した子どもにあきらかに笑顔が戻りつつあると感じられました。
子どもたちに海を楽しんでもらおうと購入したバナナボートは大人気で大成功でした。
月浜海水浴場の再開とともに地区の復興の起爆剤になるのではないかと思います。
被災地の子どもにこの事業で逞しく生きる力を与えることが出来たのではないかと思います。また来年も行ってほしいとの声がほとんどの団体よりありました。
子どもサポート基金での支援が地区の復興に大変な効果を発揮しており、地区の皆さんから驚きの目で見られております。事業が確実に地区の復興に多く寄与しております、今後地区とともに自立できるようにするための取り組みを考えていきたいと思います。
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