子どもサポート基金 子どもサポート基金特定非営利活動法人 コミュニティちゃばたけ

2013年12月11日

47-1.jpg

川俣町の子どもと母親に笑顔と元気を取り戻す活動

母親が元気になれば、子どもに笑顔と安心が生まれ地域が元気になる。そのためにみんなで支え合い、安心して子育てができる環境をつくる。

基本情報

活動期間
2013年4月~2013年9月
活動地域
福島県伊達郡川俣町
支援人数
750名
活動人数
スタッフ12名、ボランティア1名
連携団体
  • 川俣町教育委員会 子育て支援課
  • 川俣町保健センター
  • 川俣町社会福祉協議会

写真

  • 4-47-4.JPG
    夏祭りの流しそうめん
  • 5、夏祭り.JPG
    みんなでスイカ割り!
  • 4-47-3.JPG
    レジン焼きでアクセサリー作り
  • 4-47-6.JPG
    陶芸の様子

活動の背景・内容

活動の背景

川俣町に住み続けている親子は、除染や食べ物の測定も進んでいるが、色々な情報のある中で、本当にこれで安心なのか常に不安な気持で子育てをしている。6年間続けた当ママサロンにおいても自主避難や放射線への心配から参加者が減り、運営が危ぶまれてきた。今こそ親子にとってサロンが必要であることを痛感している。このため、母親の生活が充実し、心理的な安らぎが得られるような活動を取り入れ、親子の元気な笑顔がみられるようなサロンづくりを進めた。

活動の内容

ママサロンを週2回、毎週火曜日と金曜日に開催。

子ども達には友達とかかわりながら伸び伸びと遊べる場、ママ達にはお茶を飲みながら情報交換をしたり、手作り品づくりに取り組める場を提供した。

火曜日:スペースドームを設置し子どもが戸外で伸び伸びと遊べる場を確保した。室内では絵本の読み聞かせ、季節の行事などを充実させた。

金曜日:新たに、ママ達が自分の好きなことに取り組める場を提供した。

5~7月: トールペイントでプランタースティック作り

8~9月:陶芸でマグカップ作り、レジン焼きでアクセサリー

9月:レジン焼きでアクセサリー

活動の成果

新規参加親子10組が増え、9月末現在21組となった。参加者からは楽しくおしゃべりをしながら作品が作れてよかった、久々に集中して作ることができ、出来上がった作品を見てとてもうれしかった、時間があっという間に過ぎたが、自分の時間がとれて貴重な体験ができた、という声があった。

寄付者へのメッセージ

先の見えぬ不安は支援をしている私達も同じです。しかし、このような時に温かい手を差し伸べていただいたことは有難く感謝の気持ちでいっぱいです。私達支援者が元気になることが親子も元気になることに繋がると思うと、前を向いて笑顔で頑張りたいと思います。ご寄付誠に有難うございました。

子どもサポート基金 子どもサポート基金 活動レポート一覧 子どもサポート基金 活動レポート一覧 活動レポート トップページ 子どもサポート基金 活動紹介