子どもサポート基金 子どもサポート基金一般社団法人 学習能力開発財団

2013年06月07日

定期テスト対策指導者研修.jpg

震災遺児の無料学習支援

震災遺児へ無料で学習支援をすることにより、進学や就職へのサポートをしました。講師は研修を受けたボランティアが行いました。学生ボランティアが行けないような地区(宮城県県北)には、運転ボランティアを採用し伺うようにしました。

基本情報

活動地域
宮城県仙台市、多賀城市、塩釜市、石巻市
活動人数
小中学生18人

写真

  • 桃生町学習支援.JPG
    桃生町での学習支援の様子
  • 稲葉さん卒業の挨拶.JPG
    支援を受けた学生の卒業挨拶
  • 祝田さんが卒業の報告に来てくれました.JPG
    支援を受けた学生の卒業報告
  • 運転ボラ紹介.jpg
    運転ボランティアの紹介

活動の背景・内容

活動の内容

<活動の背景>

これまでに継続していた学習支援も引き続き行う中で、新たな課題として出てきたのは、沿岸部に住む生徒宅へ学生ボランティアは車を持っていないため伺えないという実情だった。この課題を解決するために、運転のみ行うボランティアを募集したり、スカイプを導入し授業をするなど、新しい学習支援の形を模索してきた。また、受験や進学先の決定の時期にあたり、心のケアとともに学習内容の充実も必要となった。

<活動内容>

遺児支援報告会、研修会。運転ボランティアを活用した沿岸部の指導。スカイプでの指導。

<活動期間>

2012年10月~2013年3月

 

活動の成果

高3生が2名、専門学校への進学を果たしました。中3が2名、公立高校合格、私立高校合格を果たしました。中3生は、高校入学後も可能な限り学習支援を継続することになりました。継続的に支援ができるのは、寄付をしてくださった皆さんのおかげです。「教育」という支援は、1年の支援が、その後何十年にもわたりお子さんの成長に影響するものです。大変感謝しております。

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