東北「夢」応援プログラム 2017年度上期活動レポート

宮城県

活動レポート

NPO法人石巻市体育協会

自ら立てた目標に対して、マイスターを通して自発的に目標を設定することができた

開催地 宮城県石巻市
種目 陸上
マイスター 金哲彦氏
期間 2016年8月~2017年4月
対象 中学生
人数 10名

石巻市は、復興は進んできていますが、運動できる施設が少ないため、もっと子供たちに運動できる環境を提供するために今回依頼しました。積極的に取り組む参加者とそうでない参加者に分かれてしまったため、モチベーションの継続性が課題だと感じましたが、参加した中学生は、個々にマイスターの金哲彦氏から指導を受け、自分の成長や課題分析に活用することができました。

石巻工業高校ラグビー部OB会

学生たちが目的、目標を自覚し、今年度の成績が県内の強豪校を揺るがすレベルにまで到達

開催地 宮城県石巻市
種目 ラグビー
マイスター 小野澤宏時氏、菊谷崇氏
期間 2016年6月~2017年5月
対象 高校生
人数 129名

いまだ仮設住居に入居している生徒もおり、自由に使用できるグランドも少ない状況でしたが、石巻の子どもたちに夢や目標を応援し、達成するための活動を実施したいと思い依頼しました。キヤノンイーグルスの小野澤 宏時選手、菊谷 崇選手をマイスターとして迎え、基本スキルやフォーワードのスキル、バックスのスキルを学びました。指導の集大成として、2017年10月23日に仙台で県予選決勝戦に出場したが惜敗。今回の指導により、ライバル校とのスキルの差は確実に縮まっています。地元の一般の方の応援も多くなり、これだけを見ても地元へ勇気を与える一助になっていると感じます。

宮城県トライアスロン協会

日本トライアスロン連合主催の大会で優勝、上位(2位)入賞することができました。

開催地 宮城県七ヶ浜町
種目 トライアスロン
マイスター 西内洋行氏
期間 2017年6月~2017年7月
対象 小、中、高校生
人数 10名

水泳、自転車、ランニングの3種目で行うトライアスロン競技は沿岸部の復興が遅れている地域においては大会開催が少なくなっているのが現状です。2016年のいわて国体でトライアスロンが正式競技として行われたこともあり競技普及のため元オリンピック選手の西内洋行氏をマイスターとして迎えました。遠隔指導だとどうしても細かい点についてお互い伝わらないこともあり、中間を担ってくれる現地コーチや、撮影する援助者がいたらもっと良い活動になったと思います。

夢応援マイスターへのインタビュー

プレスリリース

福島県

活動レポート

ARIGATO OKUMA

いいプロジェクトをより良いものにするために多くの課題や問題点を消化してから実施すべきだと強く感じました

開催地 福島県双葉郡
種目 陸上
マイスター 秋本真吾氏
期間 2016年10月~2017年5月
対象 高校生
人数 15名

福島県双葉郡は、除染作業は行われているものの不安要素は強く、地域に戻る人は決して多くはない状態です。2015年4月に開校された「福島県立ふたば未来学園高等学校」は福島県内外からの協力、連携により独自性の高い教育を実施しており、今回同高校の陸上部の競技力向上のため実施されました。遠隔指導がうまくいかなかったのが難点でした。部活中に端末の使用ができない、アプリのインストールがうまくいかないなどの問題を解決するのに苦慮しました。終了後には、意識高く練習に取り組めるようになりました。

NPO法人いわきFスポーツクラブ

子どもたち自身で経験をしてもらい、課題解決に向けて考えることは今後の人生にプラスになると思います

開催地 福島県いわき市
種目 野球
マイスター 亀山つとむ氏
期間 2016年7月~2017年7月
対象 小学生
人数 14名

子どもたちにスポーツの楽しさをもっと知ってもらいたい、目標を達成するためのプロセスを学んでほしいと思い、阪神タイガースで活躍された亀山つとむさんを夢応援マイスターに迎え、小学生の野球技術の向上に取り組みました。
亀山さんからは、監督やコーチだけでは伝えきれない基礎技術の重要性を教わりました。遠隔指導の動画では、マイスターの希望する角度での撮影ができないこともあり、撮影には苦戦しましたが、子どもたちのフォームがつぶさに観察でき、マイスターからフォームの修正指示が詳細にいただけることもあって、子どもたちには好評でした。

夢応援マイスターへのインタビュー

プレスリリース

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