2016年07月08日
公益財団法人東日本大震災復興支援財団(代表理事:立石勝義、以下「東日本大震災復興支援財団」)は、このたび特定非営利活動法人いわきFスポーツクラブ(理事長:遠藤 八十八)と阪神タイガースなどで活躍した元プロ野球選手の亀山 つとむ氏が、いわきFスポーツクラブ少年軟式野球教室に所属する子どもたちを対象に実施する野球指導プログラムを支援することになりましたので、お知らせします。
この野球指導プログラムは、東北の子どもたちを対象に、プロのコーチなどから約1年間スポーツ指導の受講機会を提供する「東北『夢』応援プログラム」(運営:東日本大震災復興支援財団)において実施するものです。「東北『夢』応援プログラム」は、東北にゆかりのあるコーチや震災直後から積極的に支援活動をされてきた各地のコーチ・団体に参加いただき実施するプログラムで、今回の野球指導プログラムでは、特定非営利活動法人いわきFスポーツクラブと、元プロ野球選手の亀山氏が夢応援マイスター※として指導を行います。今回参加する子どもたちは亀山氏より情報通信ツールやトレーニングのプロセスを管理するノートを活用した、約1年間の遠隔指導を受けるほか、それぞれの夢や目標の宣言とその達成度を馬場氏に報告するイベントに出席します。子どもたちが夢や目標に向けて、計画的に練習に励み、それぞれの目標達成を目指す過程を応援します。
なお、亀山氏は、震災後、元プロ野球選手とともに、福島県を中心に復興支援活動に積極的に取り組んできました。また、このたび支援するいわきFスポーツクラブ少年軟式野球教室は、福島県富岡町より避難している監督の、子どもたちに指導をしたいという思いに応え、2016年に発足したチームです。
※ 「東北『夢』応援プログラム」でご協力いただくコーチのことです。
期間 | 2016年7月16日~2017年6月 |
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対象 | いわきFスポーツクラブ少年軟式野球教室に所属する小学生 |
内容 | 1年間の野球指導 |
夢応援マイスター | 亀山 つとむ氏 |
主催 | 特定非営利活動法人いわきFスポーツクラブ |
協力 | ソフトバンク株式会社(遠隔指導で活用する端末の夢応援マイスターへの貸し出し) |
東日本大震災から5年。まだまだその影響が残る場所もたくさんあると思いますが、こういった時こそスポーツが持っている力が日本を、そして東北を元気にするのだと感じています。
今回、今まで自分を育ててくれた野球というスポーツを通じて、東北の子どもたちの夢を応援する「東北『夢』応援プログラム」に参加できることが本当にうれしく、そして誇りに思います。子どもたちにとっては、今が1番大事な時期だと思います。「野球が好き」「プロ野球選手になりたい」という今の気持ちを、これからもずっと忘れないように、私が今までプロ野球の世界で学んだ経験と、基本的な考え方を伝えたいと思います。
そして近い将来、このプログラムに参加した子どもたちの中からプロ野球選手になる子が出るように、限られた時間ではありますが、同じ時間をしっかり共有し、内容の濃いプログラムにしたいと思います。皆さん一緒に楽しみましょう!
http://minnade-ganbaro.jp/press/20160309.html
東日本大震災復興支援財団では、「東北『夢』応援プログラム」を通じて、子どもたちが目標達成のために主体的に行動できる力を育むことで、今後の東北を担う人材の育成を目指します。
公益財団法人東日本大震災復興支援財団 広報担当 03-6889-1560(月~金 10:00~12:00 / 13:00~17:45)